スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

バレンタインのリメンバー

いつもより、若干早く会社から家に帰ってきて、妻が

「チョコ、たくさんもらった??ゴメン、うちは無いけど。」

そう、今日はバレンタインデーでした。



チョコををたくさんもらえるわけがないです。

僕の職場の女性従業員は、200人弱の工場の事務所に、自分くらいの歳の子供をもっているような、口うるさいおばさん社員と、高所恐怖症で2階に上がれないおばさん社員と、掃除のパートのおばさんの3人しかいません。

まぁ、おばさん社員しかいないから、っていう言い訳が使えるほど僕はシュッとしたいい男であるわけがありませんが、先日「明石家さんちゃんねる」で見た「さんまの会社訪問」というコーナーで訪問していたソニー・コンピュータエンタテインメントみたいな、美人かたくさんいる職場だったら、たくさんチョコ(義理)をもらえちゃうんじゃないの?なんて、儚い夢を見てしまったりするわけです。

バレンタインデー近くになると、コンビニやスーパー、デパートなんかでは大々的にバレンタインセールみたいな事をやっていて、そろそろこんな時期か~、なんてソワソワしてきます。

いや、最近ソワソワとか、そんな感じに全くなりません。最近というか数年前から。

バレンタイン♪バレンタイン♪なんて、ソワソワしながら定時で帰る後輩社員をみていると、うらやましく思えてしまいます。


無邪気な学生時代。この頃が一番ソワソワしていたんじゃないかと思います。

まぁ、なぜソワソワするのかというと、もらえるかもらえないかわからない状態だからです。

自分が、誰からかチョコをもらえるという、保証も状態もなにも無いのに、いざ急に

「あ、コレ・・・。」

って、恥ずかしながら渡されちゃうんじゃないの??なんてサプライズ的な妄想が膨らむわけです。

が、しかし、帰宅時間になっても何もなく、友人からも「早く帰ろうぜ」的な誘いにも負けず粘ってみても状況は変わらず、渋々帰りかけても、忘れ物をしたと装い教室に帰ってみたりしたときに、気になっていた子が、予想外な人にチョコを渡しているのを見かけてしまったりと、ビターな青春時代が懐かしいわけであります。

そんな中でも、最も印象的だったバレンタインの思い出があります。


それは確か小学校時代。

とある女の子が僕に「○○ちゃんがあんたの事、好きらしいよ」という話をしてきました。その子は特に仲良くしていた子ではないのですが、そんな事聞いてしまってうれしくないわけがありません。

だけれども罪な男な僕は、知らん顔を装っているわけです。僕の小学校時代は、幼稚園児が彼氏彼女などと言っている今ほど、性にオープンな世の中では無く、モテる=みんなからからかわれる対象 でした。

そんな中、バレンタインデーである日曜日に、僕に告げてきた女の子が付き添いで、○○ちゃんが家にチョコレートを持ってくるという話を耳にして、聞かない振りをしながら学校生活を送ってました。

とある日曜日。天気晴れ。

僕の日曜の朝は、戦隊物のTV番組で始まるわけですが、もうそれはものすごくソワソワした日曜の朝でした。

僕の家の中でも、一番玄関に近い部屋で、意味もなく待っていました。あ、理由はあります。あまりにもソワソワしちゃってたからです。

たまに、カーテンをちらっとあけて外の様子をうかがってみたり。

けど、全然誰も来る様子もありません。

あまりにも来なくって、「ホントに渡しに来るのかな?」なんて思い始めました。

と言うのも、「チョコを持ってくる」という情報は確かでもなんでもなかったのかもしれないからです。

ただ自分が、なにかの勘違いで、そう都合良く解釈してしまっただけなのかもしれない・・・。


待ちくたびれて、部屋を出ようとしたときに、何か外で物音がしました。

僕は何をびびったのか、カーテンの隙間から外の様子を伺うこともできず、じっと声を潜めていました。だって、嫌じゃない。ずっと待ちわびてました的な所を見られちゃったら・・・。

そしたら、道路沿いに面している家のポストに何か入れるような音がしたと思ったら、物音がしなくなっていきました。

完全に静かになった日曜の朝。

新聞を取りに行く振りをしながら、家のポストに行ってみると、ラッピングされた小包が入ってました。


というか、手渡しじゃないんだ。

その前に、手紙も差出人の名前もありません。

そんな渡し方ってあるのでしょうか?

僕がもし、○○ちゃんがチョコを渡しに来る的な情報を全く知らなかったら、よく分からないけど家のポストにチョコが入っていたで終わってしまいます。

まぁ、そんな事はどうでもいいのが僕です。

家に入り、そのラッピングをあけました。

チョコです。

はがきより一回り大きい、板チョコでした。


その板チョコには、板チョコいっぱいに2文字の漢字でぎっしり埋まっていました。

小学生な僕は、その漢字が読めなく、それを父親の所に持って行き、コレってなんて書いてあるの?と、聞きました。


あぁ、これはね、本気じゃないってこと、好きじゃ無いって意味だよ。

と、教えられました。


その板チョコに書いてあったのは、チョコの茶色い台紙に、ゴシック体でぎっちり太文字で

義理

と、ホワイトチョコレートで書いてありました。


僕はその時、初めて義理チョコという物の存在を知り、なんで好きでも無いのにチョコを渡すんだろう・・・と、疑問に思ったわけです。

そもそも、なんでその子も、大々的に「義理」と書いてあるチョコレートを、自分の身分を明かさずコソコソとポストに入れるという小細工をしたのかはわかりません。

その子も、義理 という意味を知らずにポストに入れてしまったのでしょうか?


そんな若き青春な日々を思い出しながら、今日も365日の中のただの1日が、普通に終わっていきました。
関連記事
スポンサーサイト
[ 2008/02/15 00:28 ] 生活 | TB(0) | CM(2)

なんとも、薄ら悲しい物語であった・・・。
結構、読み応えありました。

ちなみに、我が息子岳彦は、4人からバレンタインチョコを貰ったことに驚愕!
オレはZEROでした。
あ、でも今日の昼に、保険屋のおばちゃんが、
「あまったから、食べて!」
と一日遅れのバレンタインチョコ(経費)をくれたので、ちょっと妻に自慢してしまいました。
[ 2008/02/15 20:34 ] [ 編集 ]

岳彦、プレイボーイだな。
人生の出だしから4個も貰うなんて、将来が心配だ。
[ 2008/02/18 08:20 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kstyle0518.blog9.fc2.com/tb.php/831-3bf3bda7










上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。